指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療) 顎口腔機能診断施設


初診時26歳の女性です。写真のように、上下の歯は大臼歯のみ接しており、あとの歯はすべて離れています(開咬)。さらに、上下の前歯は前の方に傾斜しており、唇が前方に突出し、自然に閉じることができません(口唇閉鎖不全)。上下左右の第一小臼歯を抜歯し、また、垂直的な歯の位置を確保するために、自宅でのみヘッドギアを使用していただきました。

まず、上あごに審美ブラケットとホワイトコーティングしたワイヤーを装着し、慣れていただきます。

下の歯にも装置が入り上下の噛み合わせをつけていきます。

上の奥歯に力を加えるため、ヘッドギアという装置を家の中で使用していただきました。この装置を使用することにより、お顔が長くならないよう(面長にならないように)にコントロールできます。海外の矯正臨床でも用いられることがあり、主にご自宅で装着時間を確保いただきます。使用法は診療時にご説明します。

噛み合わせが完成しました。上下の歯が重なり、噛みきることができるようになりました。また、上下前歯の歯の傾きが改善し、唇も自然に閉じることができるようになりました。その結果、横顔のバランスも初診時と比べて落ち着いた印象になりました。
※治療前後の写真は、日本矯正歯科学会ホームページ倫理審査指針に基づき、本ページの本文で主訴・病態の概要・初診時年齢・抜歯の有無・使用装置の概要を併記しています。治療期間・費用の目安、起こり得るリスク・副作用の詳細は、診療時の書面説明および診療の流れと治療費をあわせてご確認ください。効果には個人差があります。
